BLUEFROGでもライブをしてくれている昭和モダン体の初アルバムのジャケット絵を描かせてもらった。モダン体とは結成当初からの仲間で結成から丸6年経ったらしい。毎回ライブ毎に新しい挑戦をし続けわたし達を驚かすステージをしてきた。じりじりじりじり確実に着実に。6年間ずっと見てきた彼女達の初アルバムの絵を描かせてもらえるのはそれこそ感無量である。
「得手に帆をあげ」というタイトル。
得手に帆を上げる
【意味】 得手に帆を揚げるとは、絶好の機会が到来し、それを利用してはりきって行動を起こすこと。
さてどんな絵を描こうと悶々とする4月末の数日間。「アルバムを作る」という事の大きな思いと見えない所での大変な作業と、彼女たち3人の今までの6年の成長と経過と話してきた事ともうあれこれ巡り色んなシーンの顔が浮かぶ。数日間真夜中にただじっとしてスケッチブックの前で固まり動かないわたしを見ていた息子はおかんがサイヤ人になりそうだったと話す。
以前岩月香央梨の商売道具で体の一部でもあるコンガに絵を描いて欲しいと言われドキドキしながらクジラの絵を描いた。
(コンガにヤスリをかけてコーティングを剥いで絵具を乗せる。楽器にヤスリをかける時の緊張感でちょっとちびる感じだった。)
「クジラ」や「帆船」がとても好きだと綺麗な笑顔でわたしに話してくれる。岩月香央梨とリンクするくらい。なので彼女の演奏にはいつも海や空がいる。ギラギラした昼の海ではなく、星や月が綺麗に見える水面。だけど水中では雄々しく力強く泳いでいる。見える姿は美しい姿だけど、見えないところの方がもっともっと美しい。
「星から産まれた3人のこどもが月から産まれた月の帆船に乗り込む」という絵にした。
これから朝に向かうところ。風の声援をたくさんもらって、得手に帆を上げいつもみたいに3人でケラケラ笑ってはりきって行っておいでー。
昭和モダン体1stミニアルバム
【得手に帆をあげ】
2017.6.11. on sale!
1.僕と君と
2.勝手にしやがれ(LIVE)
3.まちぶせ
4.真夏の夜の夢(LIVE)
5.セーラー服と機関銃(LIVE)
Guest artist on Track 2,4,5 大儀見元 Percussion
全5曲入り ¥1,500+税
6/11(日)アルバム完成記念ライブat BLUEFROG
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