母の日

今年も母の日が終わった。

花屋にとってそりゃもう一年で最もでかいイベント。3月から準備をはじめて4月は作戦をじりじり決行開始しゴールデンウィーク辺りには気持ち的にも店的にも母の日に突入している。

この2ヶ月間仮説を立てて準備してきた。天気はどうかな?どの色め推しでいこうかな、どれだけ予約を受けて大丈夫かなとか。
数千人のお母さんの元へウチの花が色んな物語と一緒に届いていると思うと今年もまた胸がきゅーとする。どうしてこんなにきゅーとするかというと、現場でお客さんと話をしているせいで、例えばはずかしそうに注文してくれるたぶん社会人になって間もない男子とかがやばい。母性がぴゅーぴゅー吹き出す。産んでないのに息子のような感覚になる。きっとお母さんに口数少なく渡すんだろなぁと想像して余計にきゅーとしていた。お母さんを思うたくさんの人と会うので、お母さんでもありお母さんを思う仲間のひとりでもあるわたしは胸がきゅーきゅーして、今週は毎日街かど屋でおかわり3杯デフォルトだった。ひとくち豚テキ定食と韓国風春巻き定食がお勧めです。

今年も母の日が無事終わった。

今年も最後まで花はやっぱりかわいいと思えた。寝る時間も少しになったり連日店内を2万歩近く歩くと頭も体も抜けたような状態になるので「今花をかわいいと思ってる?」と自分で自分に聞いたりしていた。「作業」になるとどうにも花が花に思えなくなる。今年も最後の1本までかわいいと思えた。よかった。

(このTシャツお気に入り。298円で買った。大阪人は安く買った自慢をよくする。)

閉店後、作業場になっていたBLUEFROGとパコ絵画教室のスペースを掃除する時間。なぜかこの時間に写真を撮ってくれるのが毎年恒例になっていて今年も。今年もスタッフ榊原くんセレクトのミスチルが流れてた。なんて曲名かわからないけど体にグイグイ入ってきて困ったので、帰ったらお風呂に入ってゆっくり聞き直して今日は寝る事にします。




えっ。

花屋・絵描き。 花屋併設の絵画教室とライブスペースを経営しています。 開始当初につき思いついたまま書いているのでごちゃごちゃすると思います。 2017年4月より